オムロン製 レベルスイッチ E7A-R212にて修理の案件です。

ご依頼内容:レベルスイッチの動作不調と修理依頼
対応内容:
 (1)初期お客様対応(現物回収、不調状況確認&ヒアリング)
 (2)再現確認
 (3)修理対応
 (4)試験対応
結果:
 (1)お客様と共に不調状況を確認&整理致しました
 「フェーエルスイッチがL側のみ出力リレーが働かない。H側は働く。動作LEDはフェーエルスイッチがL、Hどちら側でも問題なく働く。」
 (2)ご申告の通りスイッチ設定L側でリレーが動作していないことを確認致しました。
 (3)スイッチ検査 異常無し。半導体特性検査 異常無し。電解コンデンサの容量検査 異常認められないが予防保全として幾つか交換。 基板検査 半田不良を認め再半田実施。
 (4)単体機能試験(出荷前)・運用試験(お客様立ち合い)不調が改善していることをご確認いただき検収完了となりました。

FUJIDENSO Notes

製造終了品をお使いであったり、現行品をお使いでも昨今の半導体不足の影響で注文してから入荷までリードタイムが長くお待ち頂けない場合であったり、お客様から不調品の修理のお問合せを受けることは少なくありません。
修理を受ける際には「初期お客様対応(不調状況の確認&整理)」が重要なことの一つと考えています。お客様の環境で異常を再現できるなら切り分け試験を丁寧に行います。またそれができない場合でも不調状態を確認されたお客様のお話を良く伺い共に不調状況の整理させて頂きます。
修理にかかる不調品をお預かりしてからの後工程(再現確認、修理対応、試験対応)を効率良くかつ確実に進めるために、弊社ではお客様とのコミュニケーションに重きを置いた「初期お客様対応」を大切にしています。

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