初期申告症状:機器の監視用PCの遊休品として倉庫に保管していた。数年ぶりに使用しようとしたら、電源ONしても画面が表示しない。BIOSも表示しない。またもし、直るなら修理と合わせて、HDDをSSDへ交換して欲しい。
受入時現象確認:申告の現象を確認。
調査:マザーボード不調。
修理:マザーボード交換。CMOSバッテリ交換。HDDからSSDへ交換し、HDD内容を移植。
検査:単体起動試験。診断治具での評価。運用試験(お客様による通常オペレーションの確認)。

 当該PCはDELL社の2005年頃の世代のPCです。修理依頼時点で約15年前のPCとなります。
 非常に古い機種の修理は部品の入手のリードタイムや価格がネックとなることが多く、修理をお受けするにあたりこの点をお客様に説明し、ご理解を頂きました。
 部品調達可否の調査に始まり、故障箇所切り分け調査・修理(SSD化含む)・検査・納品まで約1.5月かかりましたが、無事SSD化した動作品をお届けすることができました。

PC本体
WindowsXP Pro上で設備機器のモニタリングPCとして構成されている
部品交換時の様子
メンテナンス後BIOSが起動するようになった様子