コンピュータの故障予測は難しい
長時間連続運用中のコンピュータの故障の原因は様々です。下記のような原因から突発する故障を事前に予測することは難しいです。
・経時的な部品の劣化による突然の故障
・電源投入を引き金とした部品の故障による二次的な故障
・また、一部の部品の故障によるシステムの不調などでは、外部情報から
推測できる故障原因の特定(即ち故障箇所の特定)に多くの時間を要する
場合があります。
突然の装置停止によるお客様負担の増加
コンピュータを含む突然の装置(システム)の停止は、主に下記の2点でお客様の負担を増加させます。
①円滑な業務が推進できない負担
・復旧までシステム全体が使えなくなる
・復旧まで管理データの記録が途絶える
→手書きメモなどでの代用をする不都合
後にまとめて入力する二度手間等が発生する
②業務の工数を増やす負担
・複数業務を抱える担当者が対応にかかりきりとなる
・故障箇所の特定に時間がかかる
・故障箇所の特定後の部品調達に時間がかかる
故障しにくい状態を維持する取り組み
昨今、設備の故障予測して、突然のシステムの停止を予測する取り組みが盛んにおこなわれています。弊社でもお取り扱いできる商品がございます。しかし一方で、コンピュータが故障しにくい状態を維持・管理することで、突発的な故障の発生確率を低くすることがメンテナンスの王道であることには代わりはありません。当社では、突然のシステムの停止を予測する取り組みに加えて、突然の装置停止を起こしにくくする取り組み、すなわち、予防保守をお勧めしています。
弊社がお役に立てること
コンピュータの定期的な点検・ウイスルチェック・清掃・試験などがあげられます。対象システムにより、できることが変わりますので、御興味・御関心がございましたら、是非、弊社にお問合せ頂けますと幸いです。